株式会社アズコミュニケーションズ

2025.06.25

剣道の昇級試験について語りたい

こんにちは! ブログ担当の渡邊です。
毎日じめじめしていますね~…。私は暑さと湿気が苦手なので、これからの季節が若干憂鬱です…。
大昔、東南アジアの国を旅行したとき、暑さと湿度とたまに襲ってくるスコール、飲食店はガンガンエアコンをつけていてとても寒いしで、環境の急激な変化に体調を崩しそうになりました。食事が合わなくてお腹が痛くなる人もいると思いますが、私は食事よりも気候が合わなくて具合が悪くなるタイプ。どうでしょう? 同士のかた、いらっしゃいませんか?(笑)

さて、今回は剣道についてのお話をしたいと思います。
実は昨年、中学から剣道を始めた子どもが昇級試験を受けました。三級の試験に挑戦して、何とか合格しました…! そのさいに保護者も試験の様子を見学させてもらったのですが、とても興味深かったです。昇「級」試験ですから、受験者は最年少だと幼保の子たちもいます。(中学生はどんなに初心者でも三級からの受験となります。)

三級の試験では筆記試験、基本技、互角稽古を受け、互角稽古で合格した選手のみが最後の木刀による剣道基本技稽古法に進みます。これをクリアをしたら晴れて合格となります。
剣道基本技稽古法では木刀を使って基本の型を実施するのですが、この基本の型が難しそうでしたね。普段の部活ではやらないことなので…。でも、みんなピシッと型を決めていてかっこよかったですよ!
小さいお子さんたちは面打ちの実技をしていましたが、みんな元気が良くてとても可愛かったです♪ 今から一生懸命お稽古に励んでいたら、中学生になって総体に出る頃にはかなりの有力選手になっていそうですね。

では次に、昇「段」試験のご紹介をいたします。
昇段試験は、初段から始まり八段まであります。初段は一級受有者で中学2年生以上から受験が可能です。初段を合格する資格があるのは、「剣道の基本を修習し、技倆良なるもの」とあります。ちょっと難しい漢字ですが、技倆は「ぎりょう」と読みまして簡単にいうと腕前のことです。

剣道の昇段試験って特殊だなと思ったことがありまして。
例えば三段に合格したとします。そうしたら、「じゃあ来年は四段を受けよう!」ということはできません。四段を受験するためには、三段を受有後に3年以上修業をしなければならないそうです。
七段を受有した場合、八段を受けるために10年以上修業し、なおかつ年齢が46歳以上にならないと受験できません。いや…すごい世界だと思いませんか? ちなみに八段に合格する資格がある人は、「剣道の奥義に通暁、成熟し、技倆円熟なるもの」となっています。
こんなに長い期間修業をしても滅多に合格できないのが八段なのだそうです。調べてみたところ、剣道人口100万人中、八段受有者はわずか700人! なんと全体の0.07%…!
弊社には七段をお持ちのメンテナンススタッフさんがいたのですが、「ま~、八段は難しいで!」と仰っていましたね。(お分かりの通り、七段も合格率の低いものすごい段位ですよ。)
鍛錬に終わりなし、ですね。何十年も剣道をしている剣士の方々を心から尊敬します。

さて、そんな厳しい剣道の世界に触れてみたところで、弊社の剣道防具のご紹介をさせてください!
弊社では柔道着、室内種目のラケットに並び、剣道防具のレンタルも行っております。


弊社の剣道防具の特徴は、何と言っても装着が簡単なところです。紐ではなくマジックテープで装着する仕様になっておりますので、剣道初心者さんでもスムーズに面や垂を着けることができます。(紐タイプもございます)
これは本当に便利だと思います。視界の悪い慣れない面を被って後頭部で紐を結ぶって、初心者さんにはなかなか至難の業。子どもも部活に入りたての頃は先輩が手助けしてくれたそうです。
ワンタッチで楽々と装着できるので、準備の時間が大幅に短縮でき、貴重な授業時間を圧迫しません。せっかく剣道ができる機会ですから、装着に手間取って時間をロスしてしまうのはもったいないですよね。弊社の剣道防具なら、そんなお悩みを解決できます♪

面の下に見えていますのは、衛生セットの面下(頭巾)です。「いろんな人が使うものだから衛生的に心配だな」というかたも、この衛生セットがあれば安心! こちらの衛生セットは販売品になりますので、詳細は弊社までお気軽にお問い合わせください。サイズはフリーサイズとなっております。

剣道は今、柔道とともに海外でも人気が高まっています。
礼節を重んじる日本人的な文化に触れたいという人、鬼滅の刃や銀魂など「カタナ」が出てくる漫画が大好きだからという人、武士道に興味がある人、単純に楽しいからという人、世界中のたくさんの人々がいろいろな理由で剣道にチャレンジしています。学校で武道が必修となっている日本人の学生さんたちも、ぜひ奥深い剣道の授業を楽しんでみてくださいね♪

今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました!