株式会社アズコミュニケーションズ

2026.06.03

三味線のプロ・馬場さんに取材してみました!

こんにちは! ブログ担当の渡邊です。
6月に入りましたね。6月といいますと…はい! 田植えの季節です!

私の義理の実家では今まで「ヒノヒカリ」を作っておりましたが、近年は「なつほのか」も作っております。品種によって植えるタイミングがちょっと違いますので、今までは週末だけでなんとか完了していた田植えも、近年は約4~5日ほどかけて行います。
なつほのかは新しい品種です。大分県庁のHPを見てみますと、令和4年度より本格的に導入が始まったそうです。なぜなつほのかが導入され始めたのかといいますと、暑さに強いから。ヒノヒカリも美味しいのですが、高温障害が起こりやすいのが難点でした。お米は穂が出た後に気温が高くなりすぎると、お米の粒が白く濁ってしまう「白未熟粒」が発生してしまうのだそう。ここ九州・大分県、夏は大変暑うございます…。そのため、猛暑にも耐えうる品種を導入したというわけですね。まあ、今は全国各地どこでも暑いですよね…。
このなつほのか、ほのかな甘さと香りのある、比較的粒の大きなお米です。滑らかな舌触りが特徴でとても美味しいです!
むか~しブログでも触れたことがあるのですが、我が地元の田んぼは国の重要文化的景観に選定されております。文化的にとても価値のある景観だから、「後世に残していきたいもの」なんですね。ただ、やはりどこの農家さんでも同じような悩みがあるかと思いますが、地元は少子高齢化と過疎化が著しく、後継者不足が問題…。後世に残したくても残せないかもという…。
田んぼは一旦やめてしまうと、再び田んぼとして使えるように回復させるまでに大変な時間と労力がかかります。「今はパン食が浸透しているから、田んぼはやめればいいじゃない」みたいな意見も聞きますが、田んぼを手放すという選択…なかなか難しいところがございます。そもそも私はお米が大好きです…!パンも好きだけど!
また、先祖代々受け継いだ田んぼをやめてしまうことに申し訳なさを感じてしまうケースもあるのかなと。今の若い世代の方々にはピンとこない価値観かもしれないのですが、お米は昔貨幣の代わりでした。いわゆる年貢ですね。つまり、昔はとても金銭的な価値のあったもので(今でもお米は大事なものですが!)、ご先祖様はそれはそれは大切に田んぼを守ってきたわけです。なので、ひいおじいさんやひいおばあさん世代、おじいさん・おばあさん世代からすると田んぼはものすごく大事なものなのですね。そういった歴史的背景もあるのでは?と個人的には感じています。

さて、そんな文化的景観の話をしたところで、日本の文化を代表する楽器のお話をしたいと思います。
今回は三味線のプロ奏者・馬場さんに質問してみました!(拍手!)
馬場さんは現在、弊社が行っている講師派遣の有償サービスで三味線講師を担当してくださっています。今月、遥々関東から来社してくださいましたので、「これはチャンス!」と取材させていただきました。では早速まいりましょう!

※撮影のひとコマ。着物を持って来てくださいました!

―三味線を始めたきっかけを教えてください。
三味線は小6から習い始めました。母が民謡を習っていまして、自分が保育園くらいのときから民謡を聴いていました。それで、母に連れられてたまたま津軽三味線の稽古場に行ったことがあったんですが、そのときにお稽古を見て、「かっこいい」と思いました。母が言うには、お稽古帰りの車の中で「次の稽古はいつやるの?」と僕が聞いてきたから、「この子は三味線をやるだろうな」と思ったそうです。

―学生時代の頃はどんな感じでしたか? お稽古が嫌になったことはないですか?
嫌になったことはないですね。小中はサッカーをやっていて、部活もしていたので、それと両立しながらという感じでした。

―そうだったんですね。高校生の頃はコンクールに参加されたりしていましたか?
学生のときにコンクールに出たことはなかったです。三味線のコンクールは東京と青森での開催だったので、地元から参加するのが大変で。上京してからコンクールに出始めました。

―馬場さんは九州のご出身ですよね。確かに関東と東北は遠いですね…。ということは本格的に三味線でやっていこうとなったのは学校を卒業してからでしょうか?
はい。高2のときに三味線のプロになりたいと思い始めて、高校を卒業してから関東にある師匠のおうちに入って内弟子になりました。大体6~8時間くらい弾いていたと思います。

―8時間!? ものすごい練習量ですね。それは勘減りになりますね…。(勘減りについてはこちらの記事をご覧ください。三味線について語りたい!【前編】) 今は民謡酒場にも出演していらっしゃると聞きました。
はい。民謡酒場のオーナーの息子さんも三味線をやられていて、同門なんですね。(注釈:同門…同じ流派のこと。馬場さんは『福居流』です)その関係で出演させてもらってます。

―馬場さんが思う三味線の魅力は何ですか?
逆にどんなところだと思いますか?(笑)

―逆質問ですか(笑) 私は音がかっこいいなと思っています。好きなアニメがあるんですけど、その三味線のアレンジがとってもかっこよくて、三味線ってすごいなと。
そうですね。世界に誇れる文化だと思っています。おそらく三味線って、誰しもきちんと聴いたことはないと思うんですけど、それでも耳馴染みが良いというか。日本文化として、軽く弾ける・触ったことがある日本人が増えたらいいなと思っています。
それから、弦が三本しかないのに自由自在に音を鳴らせることも魅力かなと。三味線はジャズやオーケストラにも合うので汎用性が高いです。そういった楽器と合わせて演奏しても音が埋もれない。本当に唯一無二の楽器だと思います。

―とても興味深いお話です。講師として派遣されたらどんな授業にしたいですか?
難しいより、楽しいと思ってもらいたいです。授業をきっかけに「三味線を習ってみたい」「三味線の曲をもっと聴いてみたい」という人が増えてくれたら嬉しいですね。

―今回こうしてお話を聞きましたけど、やっぱり演奏を聴くというのが一番魅力が伝わりますよね。百聞は一見にしかずというか…百読は一聴にしかずですかね。
はい、まさに(笑)どこにでも行きます!(笑)
プロに習うことってそうそうないと思うので、ぜひこの機会を利用してもらいたいです。生徒さんだけでなく、先生方にも楽しんでもらえたら。

―本当にそう思います。馬場さん、今回はありがとうございました!

はい! ということで、馬場さんのお話でした! いかがでしたでしょうか?

※弦を結び直してくれている馬場さん

文章にするとちょっと硬くなってしまいましたが、お話の面白いとても気さくなお兄さんです(笑)
私も今回バチの持ち方などを教えてもらったのですが、説明が丁寧で分かりやすくて、「これは一時間習ったら、確かに多少は弾けるようになるかも…!」と希望を持ちました。不器用な私がそう感じたので、生徒の皆さんならそれはもうサビまで弾けるようになると思います(笑)

で、私、「ビッグブリッヂの死闘」って曲が大好きなんですけど、それを即興で弾いてくれるという出血大サービスまで…! めちゃくちゃ良い人…! これがまたものすごくかっこよくて感動しちゃいましたよ。やっぱり三味線ってすごい!
この感動をぜひ生徒の皆さん、先生方にも体験していただきたいです。講師派遣、確かに有償のサービスにはなってしまうのですが、絶対後悔はさせません(馬場さんが)。ぜひご検討いただけましたら幸いです。気になる点やご不明な点などございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

今日は景観に楽器と、日本が誇る文化のお話をさせていただきました。どちらも後世に伝えていきたい大切な文化です。まずは三味線を演奏してみて、この価値ある文化に触れてみるのはいかがでしょうか? 皆さまのお問い合わせを心よりお待ちしております!

今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました♪