こんにちは! 今日は長崎県にある『西海学園高等学校』様にて6月に開催された「みんなのコンサート」の様子をご紹介いたします。
弊社では数多くの楽器や剣道防具、柔道着等を取り扱っておりまして、全国津々浦々の学校や教育施設を対象にシェアリングサービスを展開しております。(それはもう、北は北海道、南は沖縄まで営業マンが飛び回っています!)
二年前から弊社のヴァイオリンをレンタルしてくださっている『西海学園高等学校』様では、弦楽器を専攻されている先生が音楽の授業を行っているのですが、「生徒たちに発表の場を設けてあげたい」との熱い思いからコンサート開催を実現されたそうです。
この演奏会、「学校授業の一環」との位置づけではあるものの、あなどるなかれ。
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルートの奏者として第一線で活躍されているプロの方々を招いた、実に本格的なクラシックコンサートなのです…!
今回同校がお招きした『みんなのことば』様は、音楽で子どもの心を育てることを理念とし、プロの音楽家が学校や幼児教育施設等で参加型のコンサートやワークショップを行っているNPO法人です。だからこそ、このようなコンサートを企画することができたのですね。納得です!
普段はスマホで音楽を楽しむ生徒さんも多いと思うのですが、画面越しではなく同じ空間で生の演奏を聴くと、伸びやかな音の響きが体にビシビシ伝わってきます。まさに「体感」している状態ですね。プロの皆さんはとてつもない表現力もお持ちですから、迫力ある演奏に心を揺さぶられたのではないでしょうか。
また、プロの方々を前に生徒さんが指揮をするというユニークな試みも行ったそうです♪ 画像からもダイナミックに指揮をしているのが分かりますね。
今回のコンサートの大事なコンセプトのひとつ、「生徒に発表の機会を設けたい」という先生の思い。その言葉通り、音楽授業選択の生徒さんたちがヴァイオリンを手に、プロの方々と合奏もしました。いよいよ発表のときです!
これ、生徒さんは本当に緊張したと思うんですよ…! プロの方々と一緒に全校生徒の前で演奏するって、滅多にないシチュエーションですから。それでも皆さん笑顔で堂々と楽器を弾いていて、「きっと何度も練習したんだな」と分かる素晴らしい演奏でした。拍手喝采の中で「Bravo!」と聞こえたのですが、本当に「Bravo!」ですね!(調べてみたら、イタリア語では「ブラーボ」と発音するそうです。)
画像でお伝えすることができず残念なのですが、合奏の際にプロの皆さんが生徒さんたちに優しく声をかけて、丁寧にリードしているのも印象的でした。
ちなみに、このときに生徒さんが使用しているヴァイオリンは弊社のものでして、弦楽器ですと他にはヴィオラ・チェロ・コントラバスを取り扱っております。「実は弦楽四重奏をやってみたいんだよね」という学校さんがいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
今回の「みんなのコンサート」は、耳で聴く・目で見る・心で感じるといった「体の全部を使って楽しむこと」がテーマとなっています。この中に、「音楽の感じ方に、ひとつの答えはありません」という一文があったのですが、感性を豊かにするうえでとても大切なことだと思いました。
先生、プロの演奏家の方々、生徒の皆さん、みんながひとつの素晴らしい時間を共有できた、まさに「みんなのコンサート」。今年初めての取り組みだそうですが、大成功だったのではないでしょうか(^^)
『西海学園高等学校』様、ご利用くださり本当にありがとうございました。これからも弊社のサービスが、皆さんの楽しい音楽授業の一助になれば心より嬉しく思います。
また、NPO法人『みんなのことば』様のホームページには、今回のコンサートの動画がアップロードされております。(2023年9月現在) よろしければぜひご覧になってみてください。