春になりました。新しい年度が始まり、ご入学やご就職などで新生活を迎えた方々も多いかと思いますが、季節の変わり目で体調を崩しやすくなる時期でもあります。皆さん、お身体にはどうぞお気をつけてお過ごしください(私は花粉症と風邪のダブルパンチでしっかり体調を崩しました☆)。
春といえば、こちら大分県にある玖珠町では毎年こどもの日に『日本童話祭』が開催されます。このお祭りの目玉は何と言っても全長60メートルのジャンボ鯉のぼりのくぐりぬけ!巨大な鯉のぼりのボディに入ることができるんです。なんかご利益ありそう!鯉のぼりは「男子の健やかな成長と立身出世を願う」という意味で飾るそうですが、男の子はもちろん女の子も、すべての子どもたちが元気にすくすく育つことを願いたいですね。
さて、今回は当社で最多の台数を有する『ヴァイオリン』にまつわるお話を。当社ではヴァイオリンに初めて触れる方にも扱いやすいよう、予め指板にフレットシールを貼ってご提供しております。私は三線の練習をしていますが、確かに弦を押さえる位置が分かると、はるかに演奏しやすくなります。
このフレットシール…導入に際して紆余曲折がありました。
最初に使用していたのはテプラ用のテープ。丈夫なのですが剥がし跡がしっかりと残り、剥がすのに苦労しました。次に使ったのはマスキングテープ。剥がし跡は綺麗なのですが、折しもコロナ感染対策期間でしたので、除菌スプレーによって剥がれやすくなってしまうという問題が発生。
ああでもないこうでもないとスタッフ内でたくさん検討して、現状のフレットシールに落ち着きました。
今のフレットシールは、シールも取り扱う印刷会社さんにお願いしている特注品!粘着力は強く水分にもタフなのに、剥がし跡が綺麗という優れもの。我々のこだわりポイントは角を面取りしてあるところでして、指や手のひらで擦っても剥がれにくい仕様になっております。とは言え消耗品ですので、画像のようにスタッフが検品をして、少しでも劣化が見受けられたものはすぐに交換しています。
細かい箇所ではありますが、皆さんがより扱いやすくなるように、常にいろいろな仕様のアップデートを検討して実行しております。もし当社のヴァイオリンをレンタルする機会がありましたら、ぜひフレットシールにも注目してみてください!