こんにちは。季節はすっかり秋になりましたね。外に出るとどこからともなく金木犀の香りがしてきまして、この香りが秋の訪れを実感させてくれます。
さて今回は、埼玉県の『川口市立芝東中学校』様の授業をご紹介したいと思います。
昨年はギターの授業の取材をさせていただいたのですが、今年度もヴァイオリンとチェロの授業でお邪魔させていただきました。ご協力くださり、誠にありがとうございます。
同校ではコロナ禍の中ヴァイオリンの授業を実施してきましたが、2023年度にはチェロも取り入れ、楽器の多様性について学ぶ機会を設けています。
近年、高校においては弦楽四重奏(ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ)の授業が増えてきていると聞いていますが、中学校ではまだそれほど広まっていないようです。
弦楽四重奏について、「四重奏って書いてあるのに、楽器は3種類しかないの?」と質問されることがあります。弦楽四重奏はヴァイオリン属(弦が4本)の楽器から成る合奏形態のことでして、主に第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロで構成されることが多いです。コントラバスも弦楽器なのですが、その特徴からヴァイオリン属というよりもヴィオラ・ダ・ガンバ属に由来するもの…なのだそうです。
弊社には上記の楽器をすべて取り揃えておりますので、「まずは弦楽四重奏。そのあとにコントラバスを入れて、より重厚感のある演奏を楽しみたい」という学校様はぜひお問い合わせください。コントラバスの迫力ある低音が、合奏にさらなる幅と厚みを持たせてくれるのでおすすめです!
弊社が掲げている目標のひとつが、生徒の皆さんと先生方の新たな挑戦と体験をサポートすること。それが、今回のヴァイオリンとチェロのレンタルにつながりました。先生方にとっても初の試みで、いろいろご心配な点もあったことと思いますが、ご検討ののち導入までしていただけてとても嬉しかったです。
ヴァイオリンのサイズは約60cm・約0.5kgで、チェロのサイズは約120cm・約3.5kgです。中学生の平均身長を考慮すると、チェロはかなり大きな楽器となりますが、生徒さんたちはすぐに適応し、ヴァイオリンとチェロの演奏を楽しんでいました。予想外の成功に笑顔が絶えない状況です(笑)。こんな大きな楽器を触ることって、日常生活ではなかなかないですよね!
ちなみにこちらが中学生の平均身長です。
中学男子:158~169cm /中学女子155cm~157cm
チェロの導入には、主に3つのメリットがあります。
①チェロに触れられること
②ヴァイオリンとチェロの音色を比較できること
③チェロの音色に合わせてヴァイオリンを演奏できること(デュエットやトリオの演奏が可能)
これは教科書や映像だけでは得られない貴重な体験だと思います。実際に楽器を演奏し、生の音を聴くことは生徒さんたちにとって非常に意義深いもの。その喜びを分かち合えることが何よりも嬉しいです。
今後も授業の改善点を洗練させつつ、生徒の皆さんには今しかできない体験を提供し、先生方と共に素晴らしい環境を構築していきたいと考えております。
『川口市立芝東中学校』様、この度も弊社サービスをご利用いただき、ありがとうございました。またのご利用を心よりお待ちしております!
ヴァイオリンだけの授業に少し飽きてしまったな、と感じていらっしゃいましたら、チェロを加えた授業をぜひご検討くださいませ。
2022年度ギターの授業の記事をまだご覧になってない方は、こちらもどうぞ。
川口市立芝東中学校(ギター編)
弦楽四重奏の授業にご興味がございましたら、こちらの動画をご参照ください。
弦楽四重奏の実例紹介
学校のホームページもぜひご高覧ください。
川口市立芝東中学校ホームページ