こんにちは! ブログ担当の渡邊です。
夏が近づいてきて、蒸し蒸しじめじめする日が増えてきましたね。
乾燥機能つきの洗濯機を使っていない我が家にとって、悪天候が続くのはちょっと勘弁してほしいところです…。
でもまあ、人間が天気(自然)をコントロールすることはできませんからね。私が乾燥機能つきの洗濯機を買います!(笑)
さて、夏が本番になりましたら、理科検定(実用理科技能検定)が実施されます。
大分会場では二回目!
◎試験日時
7月13日(土)、13:10~開場、13:30~試験開始
◎試験会場
全労済ソレイユ3F 「百合」
「理科検定って何?」というかたには、ぜひこちらの記事をお読みいただけたら嬉しいです! 理科検定について紹介しています。
理科検定に挑戦してみませんか?
今回は、理科検定で出題される内容について、過去問と合わせてご紹介したいと思います。
協会の公式サイトでは過去問例のダウンロードができまして、選択問題が多いのか、はたまた記述問題が多いのか、出題の雰囲気をご覧いただけたらと思います。
例えば8級の問題はこんな感じ。
※公式サイトでは「小学4年生での学習範囲」となっています。
金属の性質について
【問】次の金属のうち、磁石にくっつくものはどれか2つ選んで番号で答えなさい。
①アルミニウムかん ②鉄くぎ ③銅線 ④ナイフ
【問】地球上にある金属で最も多く存在する金属は何だと推測されますか。番号で答えなさい。
①鉄 ②金 ③銀 ④銅 ⑤アルミニウム
どうでしょう?
小学校4年生は金属の勉強をしているんですね。
幼稚園・保育園・子ども園向けに科学実験サービス「かがくあそび」を提供している弊社。「かがくあそび」の中には磁石をテーマにした実験もありますので、スタッフの我々が上記の問題を間違えるわけにはいきません…!(そもそも4年生で習う問題だし…!)
答えは「鉄くぎ」と「ナイフ」
アルミニウムと銅は磁石にはくっつきません。一円玉はアルミニウムでできていますが、磁石を近づけてもくっつくことはないです。
学校で砂鉄を使った磁石の実験を行ったことがあるかたもいると思うのですが、鉄は磁石につく最も身近な金属といえますね。
(この問題…「かがくあそび」で遊んでいる子どもたちには分かるかもしれません♪)
続きまして、地学1級の問題。
1級は高校応用レベルです。
雨と雲について
【問】雲のでき方や雨のでき方にはいろいろ違ったシナリオがある。次の問いに答えなさい。
空気塊が断熱状態で上昇するとき、乾燥断熱減率と湿潤断熱減率の温度の違いはおよそ何℃か、次のうちから選び記号で答えなさい。
A. 0.5℃ B. 1℃ C. 1.5℃ D. 2℃
【問】積乱雲が発達し氷晶どうしの摩擦によって静電気が発生する。これが雷の発生原因ですが、今後少なくとも日本では雷の発生頻度はどうなると推測されますか。また、その理由を35字以内で説明しなさい。
どうでしょうか?
グンと難易度が上がっていますね。湿潤断熱減率…日常生活ではなかなか馴染みのない単語です。(ここでは文字だけですが、問題には図も入っています)
1級と2級では、化学・生物・地学・物理とそれぞれの分野を受検できます。
私は高校の頃生物を選択していましたが、文系だったので物理は選択していません。「物理は全然分からないけど、生物や化学は大得意!」というかたは、ぜひ1級と2級の検定にチャレンジしてみてください。
ちなみに、「理数検定研究所ネットショップ」では理科検定実物過去問を購入することができます。しっかり解いて受検対策をしよう!というかたにおすすめです。
理数検定研究所ネットショップ
受検申し込み締め切りは7月1日(月)です。※当日消印有効
オンラインでの申し込みは6月30日(日)までとなりますのでご注意ください。
また、理科検定は団体受検も承っています。
団体受検のメリットは、
●校内で受検できるため移動の手間がないこと
●日時を自由に選べること
などがあります。弊社の理検スタッフが団体受検のサポートもさせていただきますので、ご不明な点がありましたら何なりとご相談いただけたらと思います。
オンラインでのお申し込みはこちら
理科検定個人受験お申し込みページ
理科検定の詳細についてはこちらから。
理科検定公式サイト
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
最後までお読みくださり、ありがとうございました♪