こんにちは! ブログ担当の渡邊です。
かがくあそび魅力発信強化月間ということで、今回は新実験【ブラックライト】を紹介いたします。
新実験その1はこちら!
赤青メガネです♪
ブラックライトは、紫外線を放射する電灯のことです。紫外線…お肌の大敵ですよね~。紫外線についてはこちらに詳しい記事がございますので、合わせてご覧いただけますと嬉しいです。
サンキャッチャーのメンテナンス!
本題に入る前に、少し雑談にお付き合いください(笑)
お子さんたちが抱きそうな「刑事ドラマに出てくる鑑識さんが使うライトもブラックライトなの?」という疑問ですが、AIアシスタントさんに質問してみたところ、「ただのブラックライトとは大きく異なる」のだそうですよ!
ドラマの中でも青白い光を当てて指紋や血痕を探すシーンがよく見られますが、本物の鑑識さんが使っているのは「ALS:オルタナティブライトソース(特殊光源装置)」と呼ばれるはるかに高性能なシステムだとか。一般的なブラックライトは紫外線(UV)だけを発しますが、鑑識が使うALSは、紫外線から可視光線(紫、青、緑、黄、橙、赤)、さらには赤外線まで、様々な波長の光を切り替えることができるそう。
なぜこんなに光の種類が必要なのかといいますと、探したい物質によって発生する光の波長が違うからなのだそうです。…ちょっと難しいですね。
指紋だと特殊な粉末をかけて照射すると黄色や緑っぽい色に。血痕だと紫外線や赤外線を照射するそうで、このときにルミノール試薬を使用するので、血痕が見つかったときに「ルミノール反応が出た!」と言うシーンがドラマの中にもあるわけですね。

刑事ドラマを見ているときに「あれもブラックライトなの?」と訊かれたら、「実は違うんだよ!」と自信を持って教えてください(笑)
さて、このブラックライト、もちろん普通のライトとは違います。肉眼だと暗い紫っぽい色を出しているように見えるのですが、ブラックライトは「ある特別なものだけを光らせる」という性質を持っているのです。
ブラックライトから出ている紫外線は、通常人間の目には見えません。ですが、ある種のインクや物体、食べ物などは、この紫外線が当たると我々の目でも見えるパッと明るい光に変えて跳ね返すという性質があるのだそう。これを「蛍光」といいます。蛍光灯の蛍光ですね!
つまり、蛍光の性質がある物体をブラックライトで照らすと、とてもきれいに輝くというわけですね☆

どうでしょうか? 白いシャツが光っていますね!
この白いシャツがどうしてこんなに光るのか? 実は皆さんが洗濯をするときに使う洗濯洗剤にも「蛍光物質」が入っているからです!
洗剤には蛍光増白剤という成分が含まれています。もともと白いシャツなどは、白さをより際立たせるために製造段階から蛍光増白剤を入れているそうです。ただ、白いシャツというものは何度も着ているとだんだん黄ばんでくるもの…。この白さを維持するために洗剤の中に蛍光増白剤を入れているというわけです。蛍光増白剤で洗った白いシャツは紫外線が当たると青白い光を放つようになるのですが、青白い光には黄ばみを消す作用があるため、黄ばみが目立たなくなるのですね。
ただ、生地によっては蛍光増白剤で洗ってはいけないものもあります。しっかり洗濯マークを見て洗いましょう。天然素材などは白っぽく褪せてしまうことがあるそうです。

郵便物にもブラックライトを当ててみました。
見てください、秘密のバーコードが浮かび上がっています(笑)これは何かといいますと、郵便番号や宛先を機械で読み取ってバーコード化し、印字しているのだそうです。機械処理を簡単にするための工夫だとか。すごいですね!

ジャムの蓋にも製造日時や品番が…! 後ろのゾウさんのポシェットもキラキラしていて可愛いです。
ブラックライトの実験では、こんなふうに部屋の中にある蛍光物質をライト片手に探してみる探検タイムもあります。お子さんたちがどんなものを見つけてくるのか楽しみですね♪

また、スパイペンで秘密のお絵描きにも挑戦します。(この画像は弊社の部長が挑戦しているところです…!)スパイペンは特殊なインクを使っていまして、普通に書いただけでは文字が見えません。ここにブラックライトを当てると文字が浮かび上がってくるという仕組みになっています。どんな仕上がりになるのか画像をお見せしたかったのですが、ちょっと著作権に引っ掛かりそうだったので…断腸の思いですが今回は見送らせていただきます。実際の実験でのお楽しみということで(笑)
ブラックライトで光るものといえば、ほかにもパスポートや紙幣(偽造防止)ですとか、コピー用紙ですとか…。ただ、コピー用紙は蛍光物質が入っているもの限定です。そう、とにかく蛍光物質がこの実験の肝ということになりますね。
部屋が明るいままだとブラックライトの力が発揮されませんので、暗幕で暗くして実験を行うのですが、普段とまた違った雰囲気の教室での実験というのもわくわくしますね! 先生方もぜひ「これは光るかな?」と刑事さんのように推理しながら実験を楽しんでいただけたらと思います。
来週は偏光板を使った実験【光アート】を紹介いたします。こちらもぜひお楽しみに☆
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました!
