こんにちは!ブログ担当の渡邊です。
11月に入りましたね~。早いもので今年も残すところあと二ヶ月となりました。
今年は(まだ終わっていませんが)、例年に比べて本当に暑い期間が長かったですね。気になって少し調べてみたのですが、都心での観測記録によりますと2024年の夏日は153回あったそうで(25°を超えると夏日)。大分県の日田市では10月なのに真夏日も記録しております。
ちなみに日田市は、あの有名な『進撃の巨人』の作者・諌山創先生の出身地でして、町では進撃の巨人巡りをすることができます。うちの長女は進撃の巨人が大好きで(娘はアニ推し、私はリヴァイ推しです)、ゴールデンウィークに巡礼をしてきました。確かにこのときもとにかく暑かった記憶…。
エレンがお出迎えしてくれるミュージアムはこじんまりとした大きさではあるのですが、中がすごいんです! ファンにとってはたまらないお宝ばかりと言いますか…。あんまり書くとネタバレになっちゃいますので、ご興味のあるかたはぜひ冬休みのご旅行に日田市をご検討ください♪ 日田焼きそばは美味しいし、古き良き時代にタイムスリップしたかのような豆田町、サッポロビールの工場や、いいちこの日田蒸留所などもあります。いろんな観光スポットがあって楽しいですよ!
ウォールマリアから覗く超大型巨人を目の当たりにしたシーンの再現銅像。
このときも、三人と同じように超大型巨人に驚愕する観光客の人がたくさんいました(笑)
さて、話を戻しまして夏日ですが…
153回ですよ、153回…!
一年の約4割が夏日という計算になりますね。
夏…長いですね…。もはや秋服がいらないという…。
かく言うメンテナンススタッフの私も、今だ半袖で作業しています。メンテナンスは力仕事も多いもので、ちょっと作業しただけですぐ暑くなります。ですので、10月下旬でも冷房を入れていました(笑)
この日は小串さんがチェロのメンテナンスをしていましたので、ブログのネタにしようと撮影しました。小串さんも半袖です!
こちらの画像は音のチェックを行っているところですね。
メンテナンスは、チェロの中でもとても重要なパーツのエンドピンに破損がないか等の確認から始まり、弦や駒の破損、本体の破損、指板の脱落等を丁寧にチェックしたあと、フレットシールの貼り替え、調弦、拭き上げ、弓のメンテナンスを行います。
駒もヴァイオリンのものに比べて大きいですよね!メンテナンスの際に、 駒に亀裂が入っていないか、足が欠けたりしていないかも細かく見ております。
普段の日常生活ではなかなか馴染みのない楽器・チェロ。
チェロはヴァイオリンやヴィオラなどど同じ、ヴァイオリン属に属する弦楽器のひとつです。
名前はイタリア語の「violoncello」に由来しているそうで、「cello」は「小さな」という意味だそうです。この「viloln」はヴィオローネという単語で、ヴァイオリン属に属する弦楽器を指すそう(諸説あったらすみません)。これが英語に外来語として入ってきたときに略されるようになって、「チェロ」と定着したようです。
ヴァイオリンと同じ属性とはいえ、比較するとチェロはとても大きいです。これがちょっと不思議と言いますか、チェロは「小さな」という意味なのに本体は大きいって面白いですよね。
コントラバスはもっと大きいのですが、コントラバスはヴァイオリン属ではありません。
そこらへんはこちらの記事に詳しく書いておりますので、良かったらお読みください。
川口市立芝東中学校さまにヴァイオリンとチェロをレンタルしていただきました。
チェロの魅力は、何と言ってもゆったりと広がるように響く優雅な低音でしょうか。この音色を「大人の男性の声のよう」と表現している人もいます。オーケストラや四重奏では中・低音パートを担うことが多く、合奏の土台を支えるような役割をしています。
ここまで読むと「チェロは低い音しか出せない」というイメージがあると思いますが、実は音域の幅はとても広くヴァイオリンと同じ高音を出すこともできます。この豊かな音域のために様々な楽曲を演奏することができる、実に懐の広い楽器と言えますね♪
弊社では以前ヴァイオリンをレンタルしてくださった学校さんが、弦楽四重奏にチャレンジするためにヴィオラ・チェロもレンタルしてくださるケースが増えてきております。ヴァイオリンだけの演奏とはまたひと味違った、四重奏ならではのハーモニーを楽しんでいただけたらと思います。
チェロはヴァイオリンと異なり、弦が太くペグもがっしりしているので調弦がなかなか大変ですが、弊社は調弦や調整までメンテナンスがすべて完了したものをお届けしております。それでも万一の不良がございましたら、すぐに同時交換対応をさせていただきますので、その際は遠慮なくご連絡いただけますと幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!