こんにちは! ブログ担当の渡邊です。
24日! クリスマスイブですね~!
皆さん、クリスマスはどんなふうに過ごされていますか?

我が家は子どもたちと一緒にケーキ作りをしておりまして、毎年の恒例行事となっております。そんな話をすると、「手作りなんて素敵~」と言っていただくことがあるのですが、手作りのほうが安上がりですからね…。いやね、昨今のケーキってとても高くなったと思いません? 先日もデパ地下でショートケーキを買おうとしたら1ピース700円近くするもんで、思わず「シュークリームで」って注文したくらいですよ。この物価高、ケーキ屋さんも本当に大変だなぁと思います。バターもチョコレートも高いですよね(涙)
実は私、学生の頃はケーキ屋さんでバイトしていたんです。そのときと比べたら、本当に価格が変わりました。クリスマス時期のケーキ屋さんは修羅場です…。閉店までお客さんが途切れないのでずっと立ちっぱなしです。ピザ屋さんもかな? 学生の皆さん、バイトを探すときの参考にしてくださいね☆
さて今回は、キーボードのメンテナンスの様子を紹介したいと思います。
キーボードは授業はもちろん、合唱コンクールや文化祭、運動会などのイベントでレンタルしてくださる学校さんも多いです。今年はコルグ社の88鍵盤のキーボードも入荷しました。88鍵盤もありますと、もちろん演奏の幅も広がります。また、コルグ社のキーボードは88鍵盤でありながら軽量でコンパクトなのが特徴。教室に置いても圧迫感がないのが良いですね。

こちらがコルグ社のキーボードです。
キーボードはほかの楽器と違って電子機器なので、メンテナンスは電源を入れて動作確認をするところから始めます。鍵盤にクロスを細かく滑らせながら一音一音きちんと音が出るか確認し、さらに鍵盤を左右に小さく動かしてみてガタつきがないかのチェックもします。この日は堤さんがメンテナンスをしていましたので、写真を撮らせてもらいました(笑)

ごくたま~に音が出ない鍵盤があったり、鍵盤に亀裂や欠けなどの不具合があったりします。鍵盤の欠けや破損は見つけるのが難しいので、あらゆる角度から入念に確認しております。真上からはもちろんなんですが、真横から見ると欠けている鍵盤が見つかることもありますね。

ちなみにこちらが鍵盤の亀裂です。見えますでしょうか?(笑)
破損でいいますと、本体の側面が外れる(浮き上がる)破損もあります。おそらくキーボード本体を持ち上げるときに側面のくぼんだ継ぎ目部分に指先を掛けて持ち上げているからかなと…。このような感じですね。

持ち上げる際には、下の画像のように底の部分に手を入れて支えるように持ち上げてくださいますと幸いです。

電子機器にはホコリは大敵。今までは大き目のブラシで丹念にホコリをお掃除していたのですが、最近導入された秘密兵器がございます。そう、ホコリと戦う秘密兵器。
それがこちら、エアダスターです☆

PCのお掃除で使用している人も多いかなと思いますが、これ本当に優秀ですよね。我が家はジェットダスターっていうんですかね、あのスプレータイプのものは使っているのですが、これは使ったことがなかったです。
今まで大変だった作業をぐっと短縮することができました。ていうか、何で今まで導入しなかったんでしょうね(笑)エアダスターでホコリを駆逐した後に(進撃の巨人っぽく言いましたが)、きれいに拭き上げをしております。
そのほかにも、スタートやストップなどのボタンがきちっと動くか、音が出るか、440Hz(ヘルツ)に合っているか、ボリュームのつまみを回してみて「大」から「小」まで音量がスムーズに動くかなども細かくチェックしていきます。
ちょうどヘルツが出てきましたので、ちょこっと補足説明します。
ヘルツは音の周波数(1秒間に音が振動する回数)の単位を指します。音の高さは周波数で決まるのですが、ヘルツの数値が高いほど高音、低いほど低音となります。音楽で使用されるA(ラ)の音は通常440Hzですので、弊社もそれに合わせているということになります。この440HzのことをA440ともいいます。おそらく楽器を演奏される人が持っているチューナーも基本は440Hzに合わせてあると思います。
ただ、440Hzと言われてもどれくらいの音なのかイメージできないですよね~。(楽器を演奏しない私だけかもしれませんが。笑)
おおよその話ですが、男性の低い声で80~200Hz、女性の一般的な話声で150~300Hz、女性の高い声で300~600Hzくらいなんだそうですよ。となると、オペラ歌手の高音って本当に高いですよね(当たり前)ちなみに、周波数が半分になると1オクターブ下がり、倍になると1オクターブ上がります。クリスマスソングで有名なあのマライア・キャリーは7オクターブの音域があるといわれていますね。ものすごい音域。ということで、ヘルツの豆知識でした☆
あとはアダプターが断線して使いものにならなくなっていないか、譜面台は割れていないかというのも確認します。キーボードのメンテナンスはほかの楽器と比べてもチェック項目が多いのが特徴かもしれません。たくさんのチェック項目がオールクリアになりましたら、晴れてお客様の手元にお届けすることができます。
61鍵盤と88鍵盤、両方ピッカピカにしてご用意しておりますので、ご興味ございましたらぜひお問い合わせくださいませ♪
早いもので今回のブログが今年最後のブログとなりました。
今年も弊社サービスをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。
来年もブログを読んでいただけましたらとても嬉しいです!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
